大阪・京橋
夜明け
撮影:LOMO LC-A
大阪の、今日の、日の出の時間は、5時49分
秋になり、だんだんと日の出の時間が遅くなってきました。
これから、昼が短くなり、夜が長くなっていきますね。
現代の時間の流れは、一年中同じ(定時法)です。
ところが、
江戸時代の日本では、太陽の光と共に生活する「不定時法」を採用していました。
夜明けと日暮れを基準に、一時の長さが日によって、さらに昼と夜とで違う、
不思議なシステムに対応した、世界で唯一の機械時計が、「和時計」です。
学研「大人の科学マガジン」
ふろく 二挺天符式和時計
この和時計で、江戸時代の時間を勉強してみるのも楽しいですよ。
よく時代劇や時代小説で、「明け六つ」とか「暮れ六つ」とか出てきますね。
「明け六つ」
夜明けの時刻 (日の出の35分前)
「暮れ六つ」
日暮れの時刻 (日の入りの35分後)
「お八つ」
江戸時代では、朝夕、2度の食事をとっていて、
昼食は間食の一つであった。
江戸時代では、八つ時(午後1~3時)に間食をする習慣があったことから、
食事と食事の間に軽く食べるものを、「お八つ」というようになった。
日の入り、日の出の時刻の情報を収集したり、理科年表、二十四節気を使って、
時間を計算して、合わせます。
理系の方には、けっこうおもしろいと思いますよ。
<参考>
国立天文台暦計算室
理科年表-オフィシャルサイト